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招かれざる者の秘録~騎士王の遍歴~ 第二章『~英雄の遍歴~』(3)

 クロスオーバーSSの続きを更新。
 今回の話は難産でした。
 書き終わったのが今日でした。
 なので続きの話ができていません。正しく言えば一文字も書いていません。
 そのため(4)の更新は二週間後の4月3日(土曜日)くらいになりそうです。
 お待たせして申しわけありません。

 では『セイバーさん奮起する!? カリバーンを執った騎士王』をお楽しみください。
 


 セイバーとの出逢いは衝撃だった。
 物憂く沈みがちだったクララの弱い心に、他のなによりも劇的で鮮烈な印象を残した。
 とにかくセイバーは強かった。
 武器を透明にする不思議な魔法でガジェットを吹き飛ばしたときは自分の眼を疑った。
 そしてセイバーは優しかった。
 彼女のほうが辛い経験をしているはずなのに親身になって話を聞いてくれた。はなはだ不器用で不慣れな気遣いではあったが、それでも嫌な顔ひとつせずに付き合ってくれた。
 それは騎士道をおもんじるセイバーからすれば当たり前の行動だったのだろう。特別な意味はなかったに違いない。だがクララにとっては大切なことだった。差し伸べられた手の力強さと天蓋のような包容力は、実際に生身で感じて癒されたものにしかわからない。
 いろいろなことが不得要領だが、これだけは声を大きくして言える。
 セイバーは命の恩人だった。底のない深淵から自分を助けてくれた正義の味方である。
 その救世主が殺されそうなのだ。いてもたってもいられない。気がつけば叫んでいた。
 もちろん依然として恐怖はある。
 なにせ一喝した相手は死そのものを思わせる化け物だ。怖くてたまらない。
 思えば両親が死んだ日から怖くないもののほうが極端に少なくなっていた。
 クララに戦う力はない。たとえあったとしても無駄に命を散らす結果に終わるだけだ。
 どうせ人間はいつか死ぬ。その日がたまたま今日だった。ただそれだけのことである。
 そう結論を下すのは簡単だろう。が、そんな悟ったような諦めが正しいとは思えない。
 クララはガジェットに襲われたときのことを思いだす。
 あのとき自分は『死』ではなく『生』を願った。そしてセイバーに救われたのである。
 もはや無価値な命ではない。
 それにまったくの無力というわけではなかった。頼りない自分にもやれることがある。
 いま彼女が抱えるようにして持っている鞘のままの宝剣――カリバーンを本来の持ち主であるセイバーに届けることだ。それが蕩揺(とうよう)する死の悪寒と格闘しながら導きだしたクララの答えだった。
 これまでセイバーは扱い慣れないデバイスで戦ってきた。いわば自分を律した状態だ。
 もしカリバーンを手にすればその桎梏(しっこく)から解放されるだろう。そうすればセイバーは自分の流儀で存分に戦える。あんな姿形が似ているだけの虚像などに負けはしないはずだ。
 クララの胸中に忘れていた激情の熱が勃然と甦る。気合とともに立ちあがろうとした。
 しかし案に相違して、彼女の両足は動かない。原因は足の筋力と体力の低下にあった。
 どうやら過去の悲嘆に囚われていたツケがまわってきたらしい。クララの体は知らないあいだに歩くという行為を忘却していたのだ。足の怪我が治ったあとにリハビリをしていれば、こんな情けない事態にはならなかったであろう。少女の碧眼に後悔の涙が滲んだ。
 それでもクララは奥歯を噛みしめながら、懸命に棒きれのような足を動かそうとする。

「……大好きな人が死んでいくのを泣いて見守るしかない。そんなのもう絶対にイヤだ」

 だから諦めない。ここで諦めるということは、弱い自分を許容する行為だ。みんなを守るために捨て身で戦っているセイバーを裏切る行為だ。そんな選択は断じて許されない。
 それに一年前の事件で死んだクララの父と母は、娘を見捨てて逃げだすような臆病者ではなかった。その勇敢な血を自分は受け継いでいる。本気を出せば立ちあがれるはずだ。
 にもかかわらず――この足は動かない。

「お父さん……お母さん……」

 ほんの少しでいい。
 ほんの少しでいいから。
 わたしに――力を。

「クララ……まさか」

 やおらセイバーが悄然と伏せていた面をあげた。その瞳には驚愕がたたえられている。
 クララは素直な微笑で応えた。驚いたセイバーの顔をおもしろいと思ったのは内緒だ。

「セイバーさん、待っててね」

 膝が震える。足首も震える。自重を支えるあらゆる部位がガラスのように震えていた。
 それでも――

「いま、カリバーンを持っていくから」

 クララは立ちあがった。
 そして今にも倒れそうな様子で蹣跚(まんさん)と歩きはじめる。酩酊状態のような足どりだった。
 セイバーに到る距離は概算で一〇メートルほど。常人なら苦もなく詰められる距離だ。
 しかし本調子ではないクララから見れば違う。まるで煉獄にも等しい絶望的な長さだ。
 何度も足がもつれて転倒してしまう。そのたびに体を地面に打ちつけて泣きたくなる。
 長い。果てしなく長い。体が痛い。呼吸も苦しい。もう休みたい。座って休憩したい。
 そう心の中で弱音を吐いてしまう。それでもクララは唇を結んで忍耐強く歩き続ける。
 この些細な一歩が、単なる二歩が、セイバーを勝利に導く力になると信じて足を運ぶ。

「ダメだ、クララ。自殺行為です。こっちに来てはいけません!」

 すぐ鼻先に切っ先を突きつけられても動じないセイバーが、あたかも異様な恐怖に打たれたかのように表情を一変させた。絶望と諦念に打ちのめされた最前よりも顔色が悪い。
 このまま進めばクララは間もなく敵の刃圏(じんけん)に突入する。そうなれば少女は誰よりも先に殺されるだろう。黒騎士と心中する腹づもりのセイバーにとっては由々しき事態だった。
 そんなセイバーの懸念を感じてはいたが、それでもクララは前に進むことをやめない。

「あのね、セイバーさん。わたし、ずっと甘えてた。お父さんとお母さんの死を言いわけに、その不幸と足の怪我を態のいい理由に、投げやりに生きる自分を正当化してきた。無意味なのはわかってたよ。でも傷つきなくないから居心地の良い場所にひきこもってた」

 右足が地面から離れた。筋力の衰えた左足が震える。倒れそうになるが必死に耐えた。
 セイバーの落ちつかなげな視線を感じる。クララは額に脂汗を浮かべつつ健気に笑う。

「でもガジェットに襲われたとき、はじめて自分の気持ちがわかった。死にたくない、殺されたくないって思ったんだ。セイバーさんが現れたのは、それを自覚した瞬間だった」

 ふいに両膝から力が抜けてクララの体が前のめりになる。そのまま地面に倒れこんだ。
 転んだ拍子に左手を擦りむいてしまう。痛い。だが下唇を噛んで泣き言を封じこめた。
 この程度の傷が、痛みがなんだ。こんなもの一年前の怪我に比べればなんてことない。
 クララは膝に渾身の力をこめて起立する。続いて肩で息をしながら左足を前に進めた。

「はじめてセイバーさんを見たとき、まずその威厳というか貫禄に驚いた。しかも本気になったらベルカの騎士みたいに強くて綺麗だった。こんなこと本人を前にして言うの恥ずかしいんだけど、わたしね、叶うならセイバーさんみたいになりたいなあって思ったの」

 頬を赤らめて照れた笑いを浮かべた瞬間、クララの体がふたたび大きく前方に傾いた。
 彼女は平衡を保つため足に力を入れたが、急な運動で消耗した体力では支えきれない。
 クララは転倒を覚悟した。せめて右手のカリバーンだけは放すまいと強く抱きしめる。

「クララっ!」

 そのときセイバーが腕立て伏せのような姿勢から猛然と跳ね起きた。突きつけられた魔剣の切っ先を完全に無視した動きだ。バランスを崩したクララをすぐさま助けに向かう。
 五歩以上あった距離が一気に縮まる。ほどなく間一髪のところでクララを受けとめた。
 弾みでセイバーとクララの体が揺れる。二人は互いを支えきれず地面に尻餅をついた。
 セイバーの腕に抱きしめられたクララは、すぐには言葉を発することができなかった。
 肩を上下させながら荒い呼吸を繰り返し、しばらくセイバーの心臓の鼓動に聞き入る。
 まるで花の(しとね)に抱かれているようでホッとする。とはいえ状況は今も逼迫したままだ。いつまでもこうしているわけにはいかない。クララは騎士王の胸から決然と体を離した。

「わたしはセイバーさんを信じてる。たとえ世界中の人がセイバーさんを悪く言ったって気にしない。だってわたしは見たから。セイバーさんの強さを。セイバーさんの輝きを」
「クララ……しかし、私は……」

 眉間に皺を刻んだセイバーが、見上げてくるクララの瞳から苦しそうに顔をそむけた。

「護りたいものほど護れない。故国も。アイリスフィールも。シロウも。護れなかった」

 セイバーの意気が消沈していく。まるで美しい花が萎れていくさまを見るようだった。
 クララは痛々しくて気分が重くなったが、同時にセイバーの言辞に憤りも覚えていた。
 それは違う。声には出さなかったが心中で否定した。衝動めいた確信とともに叫んだ。
 セイバーは助けてくれた。わたしをガジェットから救ってくれた。護ってくれたのだ。
 ことさら大きくかぶりを振ったクララは、眼をそらしたままのセイバーに強く訴える。

「セイバーさんは自分のことが嫌いかもしれない。憎んでいるのかもしれない。その気持ち、よくわかるよ。わたしも自分のことが嫌いだった。でもね、わたしはセイバーさんが好きだよ。国のため、人のために、一生懸命がんばったセイバーさんが大好きだよ」

 途端にセイバーが正面を向いてクララと眼を合わせた。その翡翠の瞳には驚愕、疑心、惑乱、さまざまな感情が渦を巻いている。まるで信じられないものを見たような様相だ。
 その反応に満足したクララは笑いながら、右手のカリバーンをセイバーに差しだした。

「セイバーさんは間違ってない。わたしが保証する。だってわたしは、セイバーさんに出逢えたおかげで、助けてもらったおかげで、まだ生きてる。こうして生きてるんだから」


 こころよい歌のような福音がセイバーを包んでいた。
 ――はじめてセイバーさんを見たとき、まずその威厳というか貫禄に驚いた。
 私のほうこそ驚いたものだ。まさか自分を召喚したのが、年端もいかない子供だとは。
 ――叶うならセイバーさんみたいになりたいなあって思ったの。
 もったいない言葉である。それにクララなら私よりも頼もしい傑物に成長するだろう。
 ――わたしはセイバーさんを信じてる。
 多くの信頼を裏切ってきた。多くの信用を無碍にしてきた。もはや救済の余地はない。
 ――たとえ世界中の人がセイバーさんを悪く言ったって気にしない。
 それでも。
 ――セイバーさんは自分のことが嫌いかもしれない。憎んでいるのかもしれない。
 あなたは。
 ――国のために、人のために、一生懸命がんばったセイバーさんが大好きだよ。
 こんな私を肯定してくれた。今まで誰もかけてくれなかった言葉を私にかけてくれた。
 胸の内が穏やかな灯火に満たされる。全身がそこより熱を得ているように感じられた。
 温かい充足が心に沁みるのを感じながら、セイバーはあらためてクララのことを見る。
 クララは魔力があるという以外はとりたてて特別な才能を持たない子供だった。
 しかも両足が不自由で孤児だ。普通に生きていくことさえ困難を極める。その絶望は他人には推し量れない。世の中のよしなしごとから意識を隔絶しても不思議ではなかった。
 だというのに彼女は自分の意思で立ちあがったのだ。おぼつかない足どりながらも懸命に歩き続けて、打ちのめされたセイバーに剣を届けたのである。すさまじい勇気だった。

「私にもできるだろうか?」

 そうセイバーは自問する。クララのように雄々しく立ちあがることができるだろうか。
 セイバーさんを信じてる、とクララは断言してくれた。毫も迷わず請け負ってくれた。
 ならば応えてあげたい。おのれの弱さと果敢に戦ったクララの期待に応えてあげたい。
 だがセイバーの心の視界は、依然として(めし)いたままだった。誰の信頼にも報いることができなかった過去の惨憺たる経験が彼女の眼を見えなくする。罪悪感に溺れそうだった。
 それでも。それでもクララに応えてあげたいと、セイバーはごく自然な気持ちで思う。
 彼女は――アルトリア・ペンドラゴンは『人の気持ちがわからない王』かもしれない。
 しかし受けとるだけで応えられない人形とは違う。真心には真心で応えられるはずだ。
 セイバーにはそれができる。なぜなら自分は、まだここにいる。ここにいるのだから。

「なにもできない。なにも護れない。なにも返せない。それが今の私の限界なら……」
「なにかと思えばくだらない。セイバーにカリバーンは使えない。わかりきったことだ」

 小さな声で独白するセイバーの後方から、黒騎士が揶揄するような調子で口を挟んだ。

「殺す気はなかったが生かしておく義理もない。この際だ。二人まとめて始末してやる」

 セイバーとクララに死を宣告しながら、黒騎士が半身になって突撃の構えをとる。刀身を低く下段に、後ろに流した形だ。対象を逆袈裟に斬りあげるのみを期した大技である。
 死神に魂魄を狩られる直前のような長い一瞬があった。刹那が永劫に思える切迫の間。
 黒騎士が卒然と駆けだした。五歩の間合いが最初からなかったかのように詰められる。
 その接近をセイバーは背中に感じていたが、ことさら慌てもしなければ騒ぎもしない。
 いまの彼女は雑念を滅却して無心だった。ただ自分のすべきことだけを見据えている。

「強くなればいい。過去の自分をことごとく凌駕する最強の存在に成長すればいい!」

 叫びとともに素早く立ちあがるやいなや、セイバーは振り向きざまに右腕を横に払う。
 金音が鏘然(しょうぜん)とさんざめく。薙ぎあげられた黒騎士の魔剣が一条の閃光に弾かれたのだ。
 思わぬ衝撃に撥ね返された黒騎士の瞳に、はじめて感情らしい感情が浮かび出てくる。

「なん……だと」

 驚愕だった。あたかも今まで信じていたものが唐突に眼の前でくつがえされたような。

「貴様、カリバーンを――」
「やはり私は不甲斐ない王だ。あやうく人としての最大の誇りまで手放すところだった」

 声音にも驚きを隠せない黒騎士の言葉を受けて、セイバーは伏せていた頭をおごそかに持ちあげる。振り抜かれたまま肩の高さで静止している右手には『剣』が握られていた。
 不変の光芒を放射する黄金の刀身。無限の夜に光をもたらした清冽な星辰(ほし)ごとき燦然。
 失われし宝具『勝利すべき黄金の剣(カリバーン)』――その威容がセイバーの手に戻ってきたのだ。

「私は、戦う」

 セイバーは黄金の剣を正眼に構えた。斜めに射しこむ陽光を刀身が鮮やかに照り返す。
 眼もあやな光を放ち続けるカリバーンは、まるでセイバーの決意を後押しするようだ。
 自分に王の資格な無いと思っていた。なのに剣は過日そのままに鞘から抜けてくれた。
 すべてクララのおかげだ。安易な死に逃げようとしていたセイバーを叱咤ではなく、勇敢な行動と優しさで引きあげてくれた彼女のおかげだ。ならば次はセイバーの番である。
 かつて自分は護りたいものを護れなかった。だが同じあやまちは二度も繰り返さない。
 護ってみせる。クララを。はやてたちを。なにより彼女たちが笑っていられる未来を。

「クララ、あなたの言葉と気持ち、たしかに受け取りました。私は必ず――勝ちます」

 正面の黒騎士に油断なく眼を向けたまま、セイバーは絶対的な自信をこめて言い放つ。
 その断固たる口調に最前までの翳りはない。おのが勝利を心から信じて疑わずにいる。
 心なしか大きく見える背中と堂々たる口ぶりで、それを感じたらしいクララが嬉しそうに首肯した。

「わたし、見てるよ。セイバーさんが勝つところを。信じて見てる。だから――」

 言いさしたクララの左手の拳が強烈な光を放つ。燃える曙光のごとく緋色に発光する。
 令呪の輝きだ。サーヴァントを召喚したものに刻まれる契約の徴が魔力を発していた。
 その光に驚いて後ろを向いたセイバーに、地面に座ったままのクララが笑顔をみせる。

「あんな偽物なんて――ぶっとばしちゃえ!」

 すると手つかずのままだった三画の令呪のうち一画が魔力を散らしつつ消滅していく。
 令呪は、使いようによっては『魔法』に等しい奇蹟を実現するが、その強権の内容が漠然としたものであれば効果は減じる。その点をかんがみればクララの命令は具体性を欠くものだった。令呪の用途としては下の下である。聖杯戦争のルールを知悉するものが見れば失笑したことだろう。ただしその命令がサーヴァントの本意に(のっと)っていた場合は別だ。
 事実、いまのセイバーが滾らせる魔力の総量は、以前のそれとは比べものにならない。
 いわばクララの思いが魔力となって流入し、セイバーの全機能を強壮にしているのである。くわえてカリバーンを手にしたことによりサーヴァントの力も万全の状態に戻った。
 負ける要素は見当たらない。セイバーは無言のまま頷いて正面に向きなおると、背骨から引きだされるような魔力の奔流を解放した。途端に周囲の大気が渦を描いて彼女の細身の体躯を包みこむ。次の瞬間には、白銀と紺碧の甲冑を身にまとう英雄が現成(げんじょう)していた。
 なんという風格。なんという壮麗。その立ち姿はまさに過日そのままのアーサー王だ。
 ――否、そこにいたのは伝説の始まり。岩より選定の剣を引き抜いた少女の姿だった。

「貴様の甘言には、もう惑わされない。誰を敵にまわしたのか思い知らせてやる」

 事のなりゆきを黙って見ていた黒騎士に、セイバーが挑戦の言葉を獰猛に叩きつける。
 対する黒騎士は二拍ほど間を空けたあと、やがて呪詛のような暗い声音で吐き捨てた。

「根拠のない自信は驕りも同然だ。地獄の苦しみを味わう羽目になるのは自分だと知れ」

 セイバーと黒騎士が睨み合う。同じ人間の裏表である両者の緊迫に大気が張りつめる。
 ふいに崩れた建物の残骸が沈黙を破った。彼我ともに雄叫びをあげて一歩を踏みだす。
 雌雄を決する最後の戦いは、熾烈にして愚直な大上段の斬撃から、その火蓋を切った。


 

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HN:
イヒダリ彰人
性別:
男性
趣味:
立ち読み、小説を書くこと
自己紹介:

イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。

《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん

《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。

《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。

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