イヒダリの魔導書

　友人と一緒に観てきました。
　正直な話「微妙だった……」と言わざるをえない。
　おもしろかった点よりも不満点のほうがたくさんありました。

　まさかガンダムで「マクロス」みたいな話を見せられるとは思いませんでした。
　しかしマクロスと違ってストーリー性がまったくない。
　飛んでくる火の粉をひたすら払うだけの物語でした。
　あと終わり方も釈然としなかった。
　なんか全人類と敵側が「分かり合えた」みたいな感じだったが、実際に敵側と相互理解 できたのは「刹那」だけだったように思う。
　ていうか「マリナ・イスマイール」の老いた姿なんて見たくなかったよ……

　さすがに戦闘シーンの描写は派手だったが、じつは単なる「弾幕シューティング」だっ た。最初は盛りあがったが、だんだん萎えてくる有様。
　しかも最終決戦では、ガンダムマイスターたちが何度も「未来を切り拓く！」とか言う もんだから、観ているこっちは苦笑するしかない。
　せっかくの良い台詞も、何度も何度も聞かされれば、そりゃあ陳腐に聞こえますよ。

　てなわけで――
　当初の期待とは裏腹に、満足できない内容でした。
　間違っても他人には勧められない……
　もし観に行く場合は覚悟しておいたほうがいいでしょう。

〈余談〉

　先日からパソコンの調子がすこぶる悪い。
　というかWindowsが起動しない。
　今日なんて三時間くらいリセットを繰り返しました。
　とりあえず２９日（水曜日）に『月荊紅蓮‐時遡‐』の十三話を更新したら、OSの再イ ンストールを施行しようと思っています。
　なので２９日以降はブログの更新が滞るかもしれません。
　まあ実際にどうなるかは、ちょっとわかりませんが。