イヒダリの魔導書
新連載予告
今日から、イヒダリ・T・ハラオウンと呼んでくれ。
JS(ジェイル・スカリエッティ)事件から一年後。
フェイト・T・ハラオウンは任務で、とある人跡未踏の次元世界に来ていた。
彼女の任務とは、行方がわからなくなったヴェロッサ・アコースの捜索だ。
――が、そんな彼女に突如として、謎の三人組が襲いかかる。
困惑しながらも迎撃するフェイト。
そんな彼女に、三人のうちの一人が、こう言った。
「――母さんはどこだ?」
三人組の実力は、歴戦のフェイトに負けず劣らずだった。
しかも召喚魔法まで駆使してくる。
その圧倒的な数の暴力に、次第に形勢が悪くなっていく。
だが彼らは目的を果たしたかのように、前触れもなくフェイトの前から姿を消す。
なんとか危機を脱したフェイトだったが、頭の中はぐちゃぐちゃで混迷の極みだった。
「母さん? それってまさか……」
それからすぐに――
ヴェロッサが、ひどい拷問を受けた状態で発見される。
さらにその一時間後。
あのジェイル・スカリエッティが脱獄したという一報が入る。
脱獄を手助けしたのは、さきほどフェイトを襲撃した、例の三人組であった。
くだんの三人組は、さまざまな次元世界から、子供を誘拐しはじめる。
目的は不明。しかし調べてみてわかったことがあった。
誘拐された子供たちの共通点は――F・プロジェクトの遺産であること。
フェイトは直感で悟った。
もはや自分の出生と無関係ではない。
気が急いたフェイトは単独で三人組のアジトに乗りこむ。
場所はミッドチルダ北西部に存在するアンクレス地方。
奇しくもプレシア、アリシアの出身地である。
そして三人組と激闘を繰り広げるフェイト。
彼女はそこで、彼らから衝撃の事実を聞かされる。
「僕たちはF・プロジェクトを完成させるために作っては破棄されてきた粗悪品。アリシア・テスタロッサのクローンを作るためだけに生み出された実験体。その生き残りさ」
それを聞いて動揺するフェイト。
「そ、そんな……じゃあ、あなたたちの目的は……復讐?」
「違うよ。僕たちは復讐したいわけじゃない。完璧になりたいんだ。完璧な『アリシア・テスタロッサ』になりたいんだ!」
「……え? なにそれ? まじで? キモイんですけど」
「うん。そうだね。気持ち悪いね」
――終わり。Σ(´□` ) ハゥ
パクリ元――「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN」
キャスト――フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、その他。
連載開始はそのうち。
ではでは。
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プロフィール
イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。
《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん
《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。
《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。
《連絡先》
aki_ihidari☆yahoo.co.jp
なにかあれば上記まで。
☆を@にしてお願いします。