イヒダリの魔導書
今週の魔法先生ネギま!を読んで思ったこと
週間少年マガジンで連載中の赤松建さんの漫画です。
人気のある漫画なので、知ってる人は知っているでしょうが。
タイトルにもあるように、ちょっと思ったことを書いていきます。
っていうか、今週にかぎらず、結構前から思ってたことなんですけど……
あの世界って、やけにネギ先生に優しくないですか?
いくら才能があるからっていっても、子供があんな短期間に強くなるわけねぇだろ!
ていう少年漫画のテンプレから外れた不粋な考えは置いておくにしても。
第二次性徴前の脆弱な体をあんな苛烈に行使して、なんで平気そうなんだろう。
高町なのは(リリカルなのはの主人公)でさえも、無理して体を酷使したせいで、
のちに半死半生の重傷を負ったっていうのに……
しかもみんなネギに期待しすぎだろ。
数えで10歳の少年に、いくら英雄の息子だからって、試練とか与えすぎ。
しかも最近では命のやりとり(言い過ぎか)がデフォだし。
単行本の第七巻くらいまでは、ネギが無理をしたら止めようとする人もいたのに、
いまではそんな気配は微塵も窺えない。みんなネギを戦わせようとする。
オイオイ……ネギの現状を可哀相だと思うやつは誰もいなのか?
とか思ってツッコミを入れてしまう。
それにネギ自身の思考もどんどん戦闘的になっていくし。
第一巻で、落ちこんでしまった明日菜を励ますために「わずかな勇気が本当の魔法だ」と笑顔で言った無垢で純朴なネギはいずこに……。
それとも作中でたびたび出てくる『本当の強さ』うんぬんをネギが見極められれば、
彼は生来の優しさを取り戻してくれるんだろうか?
ネギの最大の目的である、自分の父親を見つけることができれば、
彼は不条理な大人たちの期待から解放されるんだろうか?
う~ん……わからん。
赤松先生、早く教えてください!
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プロフィール
イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。
《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん
《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。
《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。
《連絡先》
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