イヒダリの魔導書

　北海道の冬は寒いです。
　とくに朝が厳しい。
　起きたときの部屋の温度が５度とか６度なんてザラです。
　ぶっちゃけ布団から出たくありません。
　しかし。
　一部の人たちは寒さにも負けず熱狂しています。
　そうです。
　今年最後のビックイベント――冬コミが迫っているからです。
　てなわけで。
　イヒダリが注目しているサークルさん（なのは限定）たちの喧伝をします。




　月城えいしさんの音楽サークル『LAL製作委員会』の同人アルバムです。
　サンプルを視聴してみましたが、素晴らしい曲ばかりで驚きました。
　ボーカルで参加している人たちも歌が抜群にうまいです。
　同人音楽って普段は聴かないんですが、みなさんあんなにレベルが高いんですかね？
　カラオケレベル（笑）って馬鹿にできないぞ。



　月島マコトさんのサークル『Matsushiba Electronics』の同人誌です。
　２００８年から２００９年にかけて発行された漫画に描きおろしを加えた総集編。
　計１２８ページの大ボリュームだそうです。
　見どころは「ロリ」になった登場人物たちのドタバタと言ったところでしょうか。
　イヒダリとしては、エロゲーにありそうなタイトルが、ぶっちゃけツボです。



　麻枝一樹さんのサークル『ETERNAL WIND-ZERO』の同人誌です。
　知っている人は知っている魔法少女チンク姉「まじかる☆ふぁいぶチンクル」シリーズの総集編です。
　あのクールなチンク姉が、おもしろおかしい魔法少女に！
　その見た目のインパクトは絶大です。
　とくにチンク姉のコスチュームの奇抜さたるや、コスプレイヤーをもためらわせるレベルでしょう。
　イヒダリもはじめて拝見したときは「なんじゃこりゃ！」と思いました（笑）。

 

　マキトさんのサークル『まっしるわっふる☆』の合同誌です。
　表紙の絵を見てわかるとおり「キュート」をテーマにした至高の一冊。
　総勢１１名の豪華絢爛な作家さんたちの“なのは愛”が詰まっていると思う。
　参加者一覧をイヒダリも見ましたが、期待せずにはいられないメンツでした。
　安定したストーリーとギャグをお求めの方にオススメです。



　kitさんのサークル『pure heart』の合同誌です。
　リリカルなのはの原作者の都築さんが、なのはの中学生時代の話を“まったく”してくれないので、それに業を煮やした参加者たちが、その思いを物語の形にして発露した小説――
　というのは、もちろん冗談。
　本当は確かな筆力を持つSS作家さんたちによるオムニバス形式の本です。
　そしてイヒダリも物書きなので、この合同誌を、じつはいちばん贔屓にしています。
　くわえて少女マンガにありそうな表紙の絵も実に好みだ。
　なのフェイが好きな人に、とくにオススメの合同誌です。