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招かれざる者の秘録~騎士王の遍歴~ 第二章『~英雄の遍歴~』(1)

 あやうく更新を忘れるところだったぜ……
 なんて前置きはさておき。

 どうも。二週間ぶりの中編クロスオーバーSSの更新です。
 今日から第二章がスタートします。
 ちなみにこの小説は――『魔法少女リリカルなのは』の世界に、『fate/stay night』からセイバーを、『アルプスの少女ハイジ』からクララを登場させています。
 まあクララもセイバーも、名前を借りただけの半オリキャラと化していますが。(苦笑)
 それから次回の更新は14日(日曜日)を予定しています。
 物語も終盤に差しかかってきたので、イヒダリも気合を入れて執筆しますぜ。

 では『セイバーさん、ついに出陣! セイバーオルタを撃滅せよ!」をお楽しみください。
 


 振り下ろされた魔剣から黒い奔流がほとばしる。
 吼え猛る闇。
 日の入りとともに地より湧き出る影のごとき闇。
 その鳥肌が立つ恐るべき光景に、中空にいる八神はやてが瞠目した。渾身の魔力を光に収束させて発射したラグナロクが、あんぐりと口を開けた無辺の闇に呑みこまれたのだ。
 ラグナロクと『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』の攻撃力は互角だった。圧縮された魔力量にも差はない。にもかかわらず激突の結果は相殺ではなく、はやてのラグナロクが押し負ける形となった。
 勝敗の判定が他の部分に委ねられたのだ。もはや言うまでもないが神秘の有無である。
 神秘はより強い神秘でなければ打ち破れない――その大原則がミッドチルダでも適用されたのだ。
 ベルカ式の魔法は歴史があり多少は神秘を有しているが、やはり神秘の塊である『貴い幻想(ノウブル・ファンタズム)』が相手では旗色が悪い。ラグナロクが撃ち負けたのはむしろ必然の結果であった。
 五感を慄然とさせる凶悪な光が迫る。が、はやては逃げようとも隠れようともしない。
 過度の魔力消費による倦怠に体を蝕まれていたのだ。そのため動けなかったのである。
 それでも原初の生存本能の為せる業だろう、両腕を顔の前で交差させて守りの姿勢になる。
 頼りない足掻きを試みた彼女の眼前に、蒼い影が割りこんだのは次の瞬間だった。

「たとえこの身に変えても、主はやては護ってみせる!」

 正面に傘状の魔力障壁を突きだして盾の守護獣が叫んだ。ヴォルケンリッターの中でも、とりわけ防御力に優れたザフィーラのシールド魔法が、はやてと自分自身を覆い包む。
 ほどなく『約束された勝利の剣』の黒い輝きが両者に炸裂した。まるで巨大な漆黒の刃が蒼穹を切り裂いたかに見える。ザフィーラの障壁は一秒と保たずに突き破られていた。

「馬鹿な……そんな……」

 その悪夢じみた光景にシグナムが血の気を失う。氷の下に閉じこめられた者のように凍りついて息もできない。見たものを見たとおりに信じられない拒絶が視野を狭窄(きょうさく)させる。
 そのため彼女は、無惨な姿で地上に墜落していく仲間を見送ることしかできなかった。

「はやてちゃん、ザフィーラ、リイン!」

 はやてとザフィーラがアスファルトの地面にぶつかる直前、五つに層を成したベルカ式の緩衝魔法が落下地点に現出する。それが両者の体を浮き雲のように優しく受け止めた。
 ぐったりと仰臥したまま動かない仲間に、蒼ざめたシャマルが狼狽しながら駆け寄る。
 すぐに緩衝魔法から地面に降ろして怪我の具合を診察していく。
 ――と、はやてとリインフォースⅡのユニゾンが唐突に解除されてしまう。術者だけでなくデバイス側も人事不省となったのが原因である。ふたりの意識がまったく同時に断絶したせいで、融合状態を維持する処理ができなくなったのだ。かなり深刻な症状だった。

「とにかく外傷がひどいわ。まるで七年前のなのはちゃんの怪我を見ているみたい。脈が細くなっているおかげで出血の量は抑えられてるけど、一刻も早く設備の整った病院で治療しないと助からないわ。地上本部の管制に連絡して救護班を呼んでもらいましょう!」
「いや駄目だ。それはできない」

 泣きそうな顔で叫んだシャマルの訴えを、シグナムが即座にかぶりを振って却下する。
 その血も涙もない返答を耳にしたシャマルは束の間、なにを言われたのはわからない様子で唖然としていた。仲間の身を案じて出した要求が撥ねつけられるとは思ってもいなかったらしい。
 だが、やがて理解が追いついてきたのだろう。途端に彼女は怒号めいた声で反発する。

「どうして! このままじゃ三人とも――」
「言うなッ! 私とておまえと同じ気持ちなんだ。三人とも助けてやりたい。だが……」

 シャマルに負けじと声を張りあげたシグナムが言下にさえぎる。
 ともすれば売り言葉に買い言葉になりかねない応酬だったが、なぜかシャマルは逆上せず気圧されたかのように口を閉じた。
 美しい石の彫像めいた顔をしかめて歯噛みするシグナムを見とがめたのだ。
 烈火の将は前方を凝視する。諸悪の根源とも言うべき黒騎士を憎々しげに睨みつけた。

「腹を空かせた猛獣に餌を与えるようなものだ。そんなことをすればたちまち食い殺されてしまう。だから今は誰も近づけてはならない。少なくとも奴を行動不能にするまでは」

 黒騎士の性格は獰悪にして犀利(さいり)。死神の鎌と同じで魂を狩りつくすまでは止まらない。
 それをシグナムは漠然と感じたのである。黒騎士は無抵抗の人間ほど嬉々として殺す。
 ゆえに彼女は救護班の要請を拒んだのだ。犠牲を増やさないための苦肉の決断だった。
 とはいえ状況は停滞を許さない。時間を浪費すればするほど仲間の命が縮まっていく。
 すみやかに次善の手を打つ必要があった。だというのにシグナムの脳裏は空白ばかり。

「どうやら万策尽きたようだな」

 黒騎士が冷然と指摘する。その口調は死にかけの虫でも発見したような言い草だった。
 シグナムは悔しげに怨敵を睨みつけたが、事実そのとおりだったので反駁ができない。
 ラグナロクは切り札だった。それを正面から破られたのだ。策などあろうはずもない。

「――いや、まだだ」

 はたとシグナムの鋭利な双眸に希望の火が灯る。とある魔法の存在を思い出したのだ。
 グラーフアイゼンのリミットブレイク――ツェアシュテールングスフォルム。
 その状態から繰りだされるツェアシュテールングスハンマーならば、ラグナロクを超える貫通力を持つヴィータの奥義を喰らわせられれば、黒騎士を粉砕できるかもしれない。
 さきほど見た黒騎士の奥義の威力は比類を絶するが、そのぶん魔力を溜めるのに時間が必要で速射は無理だ。相手の攻撃に先んじてツェアシュテールングスハンマーを叩きこむことは充分に可能である。
 もっとも黒騎士は何度も切り結んで隙を窺える相手ではない。チャンスはあるかないかの一瞬で、しかも一度きりしか来ないだろう。それを作るのがシグナムの役目であった。

「いいかヴィータ。事は一刻を争う。私がなんとかして奴の防御に隙を作るから、おまえはその間隙を狙ってツェアシュテールングスハンマーを叩きこめ。場合によっては……」

 私を巻きこんでもいい。そう続けようとしたシグナムは違和感を覚えて言葉を切った。
 この手の自己犠牲的な発言には猛反発するはずのヴィータが黙したままだったからだ。
 冷たい不安がシグナムの神経を羽なみに震わせる。こわごわと傍らのヴィータを窺う。

「ヴィータ――」
「はやて、ザフィーラ……う、嘘だろ。あたしはまた……また守れなかった」

 創痍(そうい)の仲間を眺めるヴィータの顔は真っ青だった。普通の人間であれば生命活動が危ぶまれるほどに蒼くなっている。鮮血に濡れる仲間の姿が彼女のトラウマを刺激したのだ。
 なのはを見殺しにするところだった七年前の、あの忌わしい無力と自責の赤い記憶を。
 古強者(ふるつわもの)であるヴィータも、この負い目には耐えかねた。一瞬で理性をなくしてしまう。

「てめえッ! よくも――よくもあたしの仲間をぉぉぉぉぉぉッ!」
「よせ! 行くなヴィータ!」

 シグナムが慌てて制止を喚起したものの、憤怒に頭が飽和するヴィータには届かない。
 すでに彼女は飛行魔法を駆使して猛然と飛びだしていた。まるで導火線を遡っていく火花を思わせる地面すれすれの滑空。背後に白煙の帯を従えつつ高速で黒騎士に肉薄する。

「ぶっ潰れろぉぉぉぉッ!」

 そしてヴィータは激情に駆られたまま、グラーフアイゼンを力任せに叩き下ろす。
 技巧もくそもない単純な攻撃だった。癇癪を爆発させた子供がするような挙動だ。
 とはいえそれはギガントフォルムで繰りだされた一撃である。
 たいていの相手なら魔導師に限らず余裕で倒せるはずだった。
 だが黒騎士は必勝を期したギガントハンマーを片手で弾いた怪物である。やみくもに武器を振りまわしたところで当たるわけもない。現に黒騎士は憫笑の吐息をこぼしていた。

「瑣末な怒りの彼方に我を忘れるとは騎士の風上にもおけない。とんだ未熟者だったな」

 黒騎士はまず下段から掬いあげた斬撃でグラーフアイゼンの槌の部分を破壊する。さらに上段に流れた刀身を反転させるやヴィータの矮躯を斜めに斬り裂いた。ヴィータの胸から罌粟(けし)が開花するかのごとく血飛沫があがる。一秒にも満たないあいだの出来事だった。

「ヴィータ!」

 たまらず血相を変えて叫んだシグナムが、全力の紫電一閃を黒騎士めがけて送りこむ。
 的確に急所を狙った凄まじい拝み打ちを、黒騎士は事もなげに後ろへ跳んで回避する。
 シグナムはくずおれたヴィータを横抱きにすると、みずからも大きく跳躍してシャマルの隣に着地した。それから死灰のように冷たくなっていくヴィータを地面に寝かせる。

「シャマル。ヴィータにも手当てを」
「わかってる。できるだけやってみるわ。でもシグナム……あなたは?」

 シグナムの言葉に頷いたあとで、シャマルが心配そうに尋ねてきた。ヴィータが倒れた今となってはシグナムが単独で黒騎士と戦うしかない。その窮状を案じているのだろう。
 シグナムは表情に苦悶の色を浮かべる。逆転の望みが潰えて死んだような心地だった。

「こうなったら独りでやるしかない。シャマルはみんなを連れて退避してくれ」
「冗談を言わないで。あなたをここに残して逃げられるわけないじゃない……」

 そう返答したシャマルは不興気だったが、声音は鬱々としており言葉尻は掠れていた。
 もはや実力で黒騎士を駆逐することが叶わなくなった以上、二人にできるのはクララとセイバーを安全な場所に避難させ、重傷の仲間たちを病院に連れていくことだけである。
 むろん黒騎士が黙って見逃してくれるはずがないため、かろうじて余力を残したシグナムが足止めするしかない。それをシャマルは苦々しい痛恨の念と共に理解していたのだ。
 思い煩いに眉を曇らせるシャマルの内心を察知し、シグナムは微笑んで見せようとしたが失敗に終わる。その顔に刻まれたのは微笑どころか苦笑ですらない凄愴な表情だった。

「すまない……あとは任せた」

 そう重々しい声で言い置いたシグナムは、文字どおり捨て身で黒騎士に突撃していく。
 気分は処刑場に向かう囚人さながら。死ぬはずがない、とは間違っても思えなかった。


 刻一刻と悪くなっていく惨憺たる戦況を、セイバーはやるせない思いで傍観していた。
 こうなることは予想の範囲内だったのに、なにもしなかった自分に腸が煮えくり返る。
 度しがたい怠慢だ。かつて多くの英雄豪傑を率いて戦場に立った騎士王が不甲斐ない。
 この身は岩から選定の剣を抜いたときより私欲のない無謬の皇帝になったはずだった。
 すべての臣民ひとりひとりの心に平穏と安寧をもたらす王者の(つるぎ)となったはずだった。
 その自分が、その剣が、肝心なときに大地に根を生やして漫然と佇んでいてどうする。
 戦え。なりふりかまわず立ち向かえ。そしてはやてたちを理不尽な暴虐から救うのだ。
 しかしセイバーの体は服従を拒んで動かない。戦う意欲を呪縛する懸念があったのだ。
 カリバーンである。
 完璧な君主であれ。理想の体現者であれ。決して過たない聖人であれ。――などという大義名分と分不相応な幻想にとりまぎれ、おのれが毒かもしれぬとは考えてもみずにいた蒙昧が、王の象徴たる宝具を執ることは二度とあってはならない。その固定観念を依然として胸に秘めているセイバーは、どうしてもカリバーンを手にすることができなかった。
 にもかかわらず戦うためには武器が必要不可欠で、身近にある武器はクララが持つカリバーンしかない。そんな意に染まないジレンマが騎士王を大いに悩ませているのだった。
 どうすればいい、どうすればいい、どうすればいい……
 頭の奥底で繰り返し自問するセイバーは、なんの意味もなく周囲に視線をめぐらせる。
 その無為な行動がシャマルに向けられた途端に静止した。仲間を治療する彼女の近くに棒状の影を発見したのだ。はやてが持っていたデバイス――シュベルトクロイツである。
 セイバーは救われた者の心境になった。
 デバイスを使えば制限されたサーヴァントの力が復活する。もちろんフルパワーが出せるようになるとは思わないが、少なくとも三日前と同じように戦うことができるはずだ。
 それにシンプルな外装とは裏腹にシュベルトクロイツは、はやての人外めいた魔力運用にも耐えられる代物である。もしかすると風王結界の使用にも耐えられるかもしれない。
 やや気が咎めたがセイバーは決断した。無礼は承知だがデバイスを使わせてもらおう。

「クララ、私はこれからシグナムに助勢します。あなたはこの場を動かないでください」

 突然すぎるとは思いつつも他に適当な言いようがなかったセイバーが早急に切りだす。
 案の定、はやてたちの惨状を愕然と見ていたクララの双眸がさらなる驚きに瞠られる。

「あの人と戦うつもりなの? 無茶だよ! はやてさんたちでも敵わない相手なのに!」
「言い分はごもっともです。今のままでは絶対に勝てない。ですが私に考えがあります」
「考えがあるって言われても――」

 ふいにとどろいた地割れのような轟音が、言いさしたクララの細い呟きを消し飛ばす。
 空振った黒騎士の斬撃がアスファルトを砕いたのだ。地面が豆腐のように抉れていた。
 当たれば両断どころでは済まない剣戟を、シグナムが紙一重のタイミングで回避する。
 その表情に余裕めいたものは微塵もない。死ぬ瞬間を先延ばしにしているだけだった。
 もはやクララを説得している時間はない。すぐに加勢しなければシグナムがやられる。

「とにかく私の心配は無用です。あなたのサーヴァントを信じて待っていてください」

 そうクララに言うがはやいか、セイバーは眦を決して駆けだす。
 ひとたび覚悟を固めれば騎士王の行動は光のように敏速だった。
 クララの「セイバーさん!」という叫び声を背中ごしに浴びても振り返らない。
 やがてセイバーは手を伸ばせばシュベルトクロイツを拾える位置に辿りついた。

「シャマル!」
「セイバーさん? どうしてここに? ここから先は危険ですからさがってください!」
「お叱りは後ほど。今は説明する時間も惜しい。あなたの主のデバイスをお借りします」
「え? ちょ、ちょっとセイバーさん、待って!」

 だがセイバーは足を止めなかった。シャマルが面食らっているあいだにシュベルトクロイツを地面から拾う。途端に失われていたサーヴァントの超常的な魔力が横溢してくる。
 やはりミッドチルダでセイバーが能力を使うためには、この世界の礼装的な道具を介さなければいけないらしい。それが地球とは異なる次元でサーヴァントの権利を行使するために彼女がやらねばならない条件なのだろう。黒騎士の破格の待遇とえらい違いである。

「シグナム、助勢します!」

 腕を横薙ぎに振るいながら風王結界を発現させる。またたきひとつで黒騎士の懐に到着したときには、シュベルトクロイツは不可視の武器と化していた。空気を上下に切り裂いて長柄の杖を一文字に振り抜く。その奇襲を黒騎士は後ろに跳んで危なげなくかわした。
 疲弊して地面に片膝をついたシグナムが、眼前に割りこんだセイバーに眼を丸くする。

「セイバーどの、なぜあなたが?」
「話はあとです。まずは眼の前の敵を打倒しましょう」

 凄烈なまなざしを黒騎士に向けたまま、セイバーは不可視のデバイスを正眼に構えた。
 相手にダメージを与えられる神秘として、風王結界は過不足なく万全に機能している。
 でなければセイバーの攻撃を避けたりはしない。身にまとう甲冑で受け止めたはずだ。
 つまり当たりさえすれば倒せる。そう分析したセイバーは勝利の可能性に意気ごんだ。
 しかし――

「よりにもよってそんな子供の玩具(おもちゃ)で、エクスカリバーと鍔迫り合うつもりか?」

 士気を高騰させるセイバーとは対照的に、それを眺める黒騎士の眼は冷ややかだった。

「あのマスターからカリバーンを合力願えばよかったものを。卑屈なうえに臆病者だな」
「黙れ……」

 悪意に満ちあふれた揶揄と挑発。そんなもの語らせる気もなければ聞く耳も持たない。
 服の上から白銀の甲冑を実体化させると、騎士王は摺り足で慎重に距離を詰めていく。

「貴様の戯言には、もう飽き飽きだ。すぐに冥府へ送り返してやる」
「あくまで現実から眼を逸らすというわけか。いいだろう。力ずくで思い知らせてやる」

 セイバーの相似形たる黒騎士もまたエクスカリバーを正眼に構える。刀身に浮かぶ連続文様が殺戮の予感に狂喜した。まるで黒い大地に流れる血の川のごとく深紅に発光する。
 そして両者とも間合いに入るやいなや、必殺前提の剣戟を雨あられと繰りだした。

 

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プロフィール

HN:
イヒダリ彰人
性別:
男性
趣味:
立ち読み、小説を書くこと
自己紹介:

イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。

《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん

《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。

《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。

《連絡先》
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