イヒダリの魔導書
小説の二次創作サイト。
魔法少女リリカルなのはを中心に更新していきます。
魔法少女リリカルなのはEine Familie 第二話の予告
魔法少女リリカルなのはEine Familie(アイネファミーリエ / 家族)。
その第二話の更新予定まで、あと一週間に迫りました。
気になる進捗状況ですが、いちおう八割がた書きあがっています。
なんとか予定どおりに更新できそうです。
あとはきちんと推敲できるかどうか、にかかっております。
はてさて、いったいどうなることやら……
まぁそんなわけで、第二話の予告なんぞを載せたいと思います。
現在、書きあがっている本文から適当に抜粋し、
第二話の話の流れが判るように、これまた適当に並べています。
興味ある人は、ぜひ見ていってください。
それではどうぞ。
ヴォルケンリッターたちが、もろとも石像へと変えられた。
それは五時限目の授業中に、エイミィより告げられた凶報だった。
きっとはやては自分を責めているだろう。
だから……
なのはとフェイトは、はやてを励ましたかった。勇気づけてあげたかった。
それは管理局の同僚という立場からきた思いではない。
同じ街に住む、同じ学校に通う友達だからだ。
「二人の気持ちは判るけど、まずは落ち着いて」
事を急ぐなのはとフェイトを、エイミィが一喝する。
「そんな必死でなりふり構わない顔を見せたりしたら、それこそはやてちゃんに余計な気を遣わせちゃうでしょ?」
エイミィの意見はもっともだった。それくらい、なのはとフェイトも弁えていた。
だがそれでも。二人はめげなかった。
断言できる。親友が傷ついて泣いてるときに、ただ指を咥えて見ているだけ……そんな無力で無慈悲な自分こそ必要なんてない、と。
「でも……いや、だからこそ、はやてちゃんの傍にいてあげたいんです!」
「はやては私たちの大事な親友。その親友が落ちこんでいるときに傍にいてあげられないなんて、それこそ親友失格だよ」
なのはとフェイトの純粋で熱い訴えに、エイミィが根負けする。
「あたしは別に、はやてちゃんのところに行かせない、なんて言ってないよ。二人が一度決めたら梃子でも動かないのは、付き合いも長いから承知してるし」
エイミィの許しを得たなのはとフェイトは、はやてに会いに行くため転送ポートへ向かう。
そのとき――
海鳴市全体を覆う結界魔法が展開された。
中空を仰ぎ見たなのはとフェイトは、そこに浮遊している奇妙な魔導師を見咎める。
麻布仕立ての襤褸をローブのようにまとい、目深にフードを被った女の魔導師を。
戦闘になっても周囲の民家に被害が出ないように、海鳴臨海公園よりわずかに離れた沖合いの中空へ移動する、なのはとフェイト。
彼女らはそこで、あらためてローブ姿の魔導師を誰何する。
「時空管理局・執務官補佐のフェイト・T・ハラオウンです。管理外世界における無断魔法使用の現行犯で、あなたを逮捕します」
「あなたの名前は? 出身世界は? それに、どうしてわたしたちを狙うの?」
「オ前タチハ、私ト『ハヤテ』の邪魔ヲシタ」
応じたローブ姿の魔導師の口から、聞き逃せない名前が告げられた。
「はやて? もしかしてあなたが、はやてとヴォルケンリッターのみんなを襲ったっていう、例の魔導師?」
半信半疑で問い質すフェイトに、だがローブ姿の魔導師は答えない。
ただ意味不明の憎悪と独白だけを募らせる。
「ハヤテハ私ノモノダ。邪魔スル奴ハ許サナイ、許サナイ、許サナイ……」
ローブ姿の魔導師の声音は、凍っていた。
「許サナァァァァァァァイッッ!」
魔法少女リリカルなのはEine Familie(アイネファミーリエ / 家族)
第二話 『凶鳥の羽搏き』
囁きかけるのは絶望。冷たく嗤いかけるのは漆黒の闇。
耳目に触れたその瞬間、きっと明日は訪れない。
その第二話の更新予定まで、あと一週間に迫りました。
気になる進捗状況ですが、いちおう八割がた書きあがっています。
なんとか予定どおりに更新できそうです。
あとはきちんと推敲できるかどうか、にかかっております。
はてさて、いったいどうなることやら……
まぁそんなわけで、第二話の予告なんぞを載せたいと思います。
現在、書きあがっている本文から適当に抜粋し、
第二話の話の流れが判るように、これまた適当に並べています。
興味ある人は、ぜひ見ていってください。
それではどうぞ。
ヴォルケンリッターたちが、もろとも石像へと変えられた。
それは五時限目の授業中に、エイミィより告げられた凶報だった。
きっとはやては自分を責めているだろう。
だから……
なのはとフェイトは、はやてを励ましたかった。勇気づけてあげたかった。
それは管理局の同僚という立場からきた思いではない。
同じ街に住む、同じ学校に通う友達だからだ。
「二人の気持ちは判るけど、まずは落ち着いて」
事を急ぐなのはとフェイトを、エイミィが一喝する。
「そんな必死でなりふり構わない顔を見せたりしたら、それこそはやてちゃんに余計な気を遣わせちゃうでしょ?」
エイミィの意見はもっともだった。それくらい、なのはとフェイトも弁えていた。
だがそれでも。二人はめげなかった。
断言できる。親友が傷ついて泣いてるときに、ただ指を咥えて見ているだけ……そんな無力で無慈悲な自分こそ必要なんてない、と。
「でも……いや、だからこそ、はやてちゃんの傍にいてあげたいんです!」
「はやては私たちの大事な親友。その親友が落ちこんでいるときに傍にいてあげられないなんて、それこそ親友失格だよ」
なのはとフェイトの純粋で熱い訴えに、エイミィが根負けする。
「あたしは別に、はやてちゃんのところに行かせない、なんて言ってないよ。二人が一度決めたら梃子でも動かないのは、付き合いも長いから承知してるし」
エイミィの許しを得たなのはとフェイトは、はやてに会いに行くため転送ポートへ向かう。
そのとき――
海鳴市全体を覆う結界魔法が展開された。
中空を仰ぎ見たなのはとフェイトは、そこに浮遊している奇妙な魔導師を見咎める。
麻布仕立ての襤褸をローブのようにまとい、目深にフードを被った女の魔導師を。
戦闘になっても周囲の民家に被害が出ないように、海鳴臨海公園よりわずかに離れた沖合いの中空へ移動する、なのはとフェイト。
彼女らはそこで、あらためてローブ姿の魔導師を誰何する。
「時空管理局・執務官補佐のフェイト・T・ハラオウンです。管理外世界における無断魔法使用の現行犯で、あなたを逮捕します」
「あなたの名前は? 出身世界は? それに、どうしてわたしたちを狙うの?」
「オ前タチハ、私ト『ハヤテ』の邪魔ヲシタ」
応じたローブ姿の魔導師の口から、聞き逃せない名前が告げられた。
「はやて? もしかしてあなたが、はやてとヴォルケンリッターのみんなを襲ったっていう、例の魔導師?」
半信半疑で問い質すフェイトに、だがローブ姿の魔導師は答えない。
ただ意味不明の憎悪と独白だけを募らせる。
「ハヤテハ私ノモノダ。邪魔スル奴ハ許サナイ、許サナイ、許サナイ……」
ローブ姿の魔導師の声音は、凍っていた。
「許サナァァァァァァァイッッ!」
魔法少女リリカルなのはEine Familie(アイネファミーリエ / 家族)
第二話 『凶鳥の羽搏き』
囁きかけるのは絶望。冷たく嗤いかけるのは漆黒の闇。
耳目に触れたその瞬間、きっと明日は訪れない。
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プロフィール
HN:
イヒダリ彰人
性別:
男性
趣味:
立ち読み、小説を書くこと
自己紹介:
イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。
《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん
《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。
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