イヒダリの魔導書
あとがき(反省文みたいなもの)
月荊紅蓮(げっけいぐれん)‐乱刃(みだれば)‐のあとがきです。
《web拍手レス》
>のうちらすさん
脱字のお知らせ、ありがとうございます。
ご指摘にあった場所は修正しておきました。
感謝です!
テキストファイル――88キロバイト
総文字数――44159字
原稿用紙換算――111枚
以上が月荊紅蓮‐乱刃‐に費やしたイヒダリの成果です。
他の人がどう感じるかはわかりませんが、イヒダリにしてはかなり多い文章量でした。
これを一ヶ月で書ききったのなら、なおさらです。
イヒダリの亀より遅い執筆速度を考えると、これはもはや奇跡が起こったとしか思えません。おそらく祝福の風が、イヒダリの背中を押す追い風となって助けてくれたのでしょう。
そのおかげで勝手に締め切りにしていた『なのはトライアングラー』に間に合わせることができました。「オオ、リインフォースよ、君に多大な感謝を!」
あ~でも、全編を書き終わったのが5月1日だし、本当は4月26日に掲載する予定だったので、実はぜんぜん間に合っていませんね、はい。
月荊紅蓮の三次創作の話は、リリカルマジカル6が終わった1日か2日後くらいに、さき千鈴さんと、のうちらすさんのブログのweb拍手で「僭越ながら、月荊紅蓮のおもしろさに感銘と想を得ました。ぜひ三次創作を書かさせてください!」みたいな内容のメッセージを送ったのが始まりです。いま思えば、呆れるくらいの怖いもの知らずぶりでした。
でも、そのおかげで月荊紅蓮‐乱刃‐を書くことができたのですから、たまには無茶をしてみるものです。ふたつ返事で許諾してくださった、さき千鈴さんと、のうちらすさんには、本当に感謝してもしきれません。
ただ問題なのは、月荊紅蓮‐乱刃‐のストーリーが終始、イヒダリの独りよがりで進んでしまったことですかね。ユーノを虐めたかったとか、美由希を登場させたかったとか、戦闘描写を派手にしたかったとか、すずかの変身シーンを書きたかったとか、エトセトラetc……
イヒダリの書きたいシーンを闇鍋のごとくブッ込んでしまったのは、あとから読みなおしてみると、かなり慙愧の念を感じます。
作品全体の雰囲気も、なんだかシリアスになってしまいました。原作の設定をなぞらえる努力はしていたのですが、肝心の原作の雰囲気を踏襲する努力を怠っていた気がします。
原作である月荊紅蓮‐始界‐は、もうちょっとライトなノリだったはずなのに。
月荊紅蓮に対する愛と情熱が空回りしてしまったのだろうか? そんなことを思ってちょっとだけヘコみます。でも、「好きなものを好きだと言ってなにが悪い!」と開きなおってみる。
月荊紅蓮‐始界‐を始めて読んだときに感じた「さき千鈴さんの描く月村すずかに萌え~」とか「緋炎を鞘から抜刀したときの、アリサたんの凛々しさに燃え~」とか「のうちらすさんの文章は、すげぇわかりやすくて明快だなぁ」とか「すずかとアリサの心理描写――なんか百合っぽい感じ――はニヤニヤが止まりませんなぁ~」とか。
イヒダリの魂を躍動させた昂揚と感動の数々を、どうしても他の人たちに伝えたかったんです。だって素直におもしろいと感じた作品を自分なりに描写したくなるのは、二次創作というジャンルに染まった者の性みたいなものじゃないですか。(〃∇〃) てへっ☆
では最後に。イヒダリのような素人作家に月荊紅蓮の三次創作の執筆を許可してくれた、さき千鈴さん、のうちらすさん、本当にありがとうございました。そして、この月荊紅蓮‐乱刃‐を読んでくれたすべての人たちに無限の感謝を。( v^-゚)Thanks♪
2009年 5月3日
作業BGM 『 colorless wind / 結城 アイラ 』を聴きながら。
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プロフィール
イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。
《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん
《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。
《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。
《連絡先》
aki_ihidari☆yahoo.co.jp
なにかあれば上記まで。
☆を@にしてお願いします。