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死人機士団を読みました。

 言わずと知れた菊池秀行さんの伝奇小説です。
 秋せつらを主人公に据えた《マン・サーチャー》シリーズのひとつですね。
 菊池さんの小説は何冊か拝読していますが、やはりこのシリーズがいちばんおもしろい。
 人生ではじめて読んだ本格的な小説(小学校の図書館で読んだズッコケ三人組は除く)が、このシリーズの魔王伝だったので、当時の衝撃とあいまってかなり思い入れがあります。
 ……なにげにエッチな描写が多いしね。

 さて。
 この死人機士団という物語のテーマを簡単に説明すると……
 フランケンシュタインが作った男女のモンスターの『愛と哀』を描いた叙情劇って感じ。
 そこに秋せつらをはじめとするおなじみのメンバーが関わってくるという話です。

 本書に出てくる敵は『F男爵』と名乗るフランケンシュタイン博士の末裔。
 そして珍妙な超能力を使う一期一会の人たち多数です。(苦笑)
 とはいえ、菊池さんの作品を読んだことがある人ならわかると思いますが――
 敵はなかなか死にません。(これはけっこう強調したい)
 秋せつらの妖糸に切られても、それは偽者だったり不条理な力で蘇ったりして、そりゃあもうしぶといです。こりずに何度も登場して、せつらの邪魔をしてきます。

 そしてこれもおなじみですが……
 秋せつらは、当然のごとく敵に捕まります。
 このシリーズをはじめて読む人がいれば、きっと「はあ?」と思うに違いありません。
 だって『魔界都市の化身』とまで言われている男が、いとも簡単に敵の術中にハマって虜囚の身となるんですから。呆れればいいのか笑えばいいのかわかりません。
 でもそれが《マン・サーチャー》シリーズの醍醐味だったりするわけですが。

 文章は常用外の漢字がたくさん出てくるので、ぱっと見では『読みづらいかな?』と思うのですがそんなことはなく、不思議とスムーズに読めてしまいます。
 この奇妙なスキルは、マジでうらやましい。
 もしかしてこれが『魔界都市の神通力か!』とか思っちゃったりして。
 イヒダリにも、その力を分けてほしいです。
 はあ、楽して文章がうまくなりたい。(←こらッ!)
 

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リインがんばる!

 あと20分ほどで「笑っていいとも」が始まる時刻。
 はたとリインが、テーブルの上にぽつんと置かれている物体に気づいた。

 リイン「あ、たいへんです。はやてちゃんがお弁当を忘れていったですよ!」
 ザフィーラ「む、それは一大事だ。早く届けてやらなければ」
 リイン「そのとおりです。行くですよ、ザフィーラ!」
 ザフィーラ「心得た。しっかり掴まっていろよ」
 リイン「了解です」

 狼形態のザフィーラの背中に騎手のごとく乗りあげるリインフォースⅡ。
 その等身は魔法の力で小学生くらいになっている。
 もっとも盾の守護獣ザフィーラにとって、その程度の負担はなんら障害にもならない。
 リインを乗せたまま雄々しく駆けだす。

 リイン「このままじゃ間に合いませんです。ザフィーラ、もっともっと加速するですよ」
 ザフィーラ「よかろう。ベルカの守護獣の速力を見せてやる!」


 ――突発的に思いついたネタ。
 お弁当を片手に、ザフィーラの背中にまたがるリインの姿を想像してください。
 そして、その楽しそうな表情を脳内に思いおこしてみてください。
 このコンビ、なかなか微笑ましい気がしませんか?
 イヒダリは思いました。
 まあ、そう思ったからこそ書いてみたんですが。
 

じつは一周年だった。

「好きなことを続けられる例は少ない。続けられることを好きになろう」

 至言ですね。
 まあ誰が言ったのかは忘れましたが。唐突に言葉だけ思い出しました。
 なんかの本で読んだんだよな。
 で、なんでそんなことを言い出したかというと……
 じつはイヒダリの魔導書を開設してから一年が経ったからです~。
 わーわー。
 パチパチパチ。
 嬉しいです。じつに嬉しいです。
 これもブログに足を運んでくれる読者のみなさんのおかげでございます。
 ほんとうにありがとうございます。 <(_ _*)> アリガトォ
 といっても、なにか特別な催しをするわけではないのですが……
 でも来年は、なにかしようと思います。
 いろんな作家さんに声をかけてリレー小説でも書こうかな?
 もっともイヒダリの人望では不可能に近い企てですが。

 話は変わりますが。
 11月8日(日曜日)に「なのはParty2」が開催されます。
 イヒダリは参加しませんが、「PEACEKEEPER」の緑平和さんが参加されるらしいので、ちょっと喧伝しようと思います。



がんばってくださ~い。

メイアンのせいで執筆に専念できません

 ほんとうなら今日、短編を更新する予定だったのに、できませんでした。
 理由はタイトルに書いてあるとおりです。
 といってもわからないでしょう。
 なので少しだけ補足を。

 このメイアンさんは、ニコニコ動画で実況プレイを投稿している女性の方です。
 イヒダリは二日前まで、彼女が実況していた「テイルズオブエターニア」の動画を観ていました。そのせいでほとんど小説が書けなかったという……
 言いわけですね、はい。

 いや、だってしょうがなかったんです。
 とても、とても、おもしろかったんですから。
 みなさんも観てくれればわかると思います。
 メイアンさんの実況のおもしろさが。

 とくに「エクスリカバー」とか「ウィーウィッシュ」なる謎の造語は、イヒダリをディスプレイの前で悶えさせたほどの威力がありました。あれは本当にウケました。

 次は「ファイナルファンタジー12」の実況プレイを観たいと思います。
 ……まあ、それを観るのは短編を執筆してからにしますが。

 ちなみに次回の更新は水曜日を予定しております。
 短編はそのときにでも。

ひさしぶりに充実したテレビ番組を観た

 金曜の深夜(土曜日の午前0時55分)に、NHKでミュージックジャパン アニソンSPがやっていました。ほんと偶然にテレビをつけたらやってたのでビックリしました。

 なんかこれ、8月24日にBS2で放送されてたやつの再放送だったんですかね?
 まあ、とにかく観てみました。

 出演者は――
 May'nさん、angelaさん、茅原実里さん、HIMEKAさん、石川智晶さん、栗林みな実さん、
 SCANDALさん、水樹奈々さん、の計8組。錚々たるメンバーでした。

 普通の音楽番組では滅多に……というかまったく見かけない人たちばかりだったので、フレッシュさがすごかったです。この人、こんな顔してたんだあ、みたいな感じで。

 ここからは個別の感想を……といいたいところですが。
 ちょっと長くなったので分けました。
 てなわけで、続きからどうぞ。

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プロフィール

HN:
イヒダリ彰人
性別:
男性
趣味:
立ち読み、小説を書くこと
自己紹介:

イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。

《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん

《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。

《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。

《連絡先》
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