イヒダリの魔導書
魔法戦争の第1巻を読んだ
『魔法戦争』を読みました。
これは「スズキヒサシ」さん著作のライトノベルです。現在は3巻まで出ています。
で、イヒダリが読んだのは1巻だけです。きっかけはタイトルに惹かれたからです。
物語の概要を説明すると、高校生の主人公(男)が、魔法使いの少女と出会う。
そして否応なく、魔法使い同士の戦闘に巻きこまれる、という感じです。
王道ですね。
作中の登場人物の説明によると、世界はA(仮)とB(仮)に分かれているらしく、Aが人間の住む世界みたいです。
で、Bが魔法使いたちの住む世界です。
しかし上記のAとBの世界は、元は“ひとつ”だったらしい。
ふたつに分裂した理由は、魔法使い側の一部が反乱を起こし、人間を滅ぼそうとしたから。
それで人間を守るために、別の魔法使いたちが協力して、世界をAとBに分けたという。
結構なスケールの世界観と設定です。
でもストーリー自体は、少なくとも1巻の内容は、ちょっと抑え気味な印象。
おそらく長編を予定しているからでしょう、本当に「起承転結」の「起」って感じでした。
なので1巻だけ読んでもスッキリしません。問題が何も解決していないからです。
それから敵キャラが拍子抜けするほど“雑魚”です(笑)。
剣道の有段者とはいえ、これまで殺し合いとは無縁だった主人公を相手に、終始やられっぱなしです。
本当に不自然なくらい弱いので「戦闘訓練を受けていないの?」って思いました。
ですから戦闘に緊張感はありません。
興味はあるけど、まだ読んでいないという方は、その点にご注意を。
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プロフィール
イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。
《尊敬する作家》
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《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。
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魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
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