イヒダリの魔導書
シュールな食事風景
先週の範馬刃牙(週刊少年チャンピオン連載)は、“ギャグマンガ”として極上のおもしろさだった。
ただ親子で飯を食っているだけなのに、なぜあれほどシュールに見えるのだろう?
不思議でたまらない。
『とある魔術の禁書目録Ⅱ 第20話』感想。
主人公を抹殺するためにローマ正教からやってきた刺客の魔術がすごいと思った。
とくに『天罰術式』とかいう能力が強すぎる。
気になってwikipediaで調べたんだけど、なんでも自分に敵意や悪意を抱いた相手を、自動的かつ無差別に昏倒させるらしい。
なんという反則技。
普通に対峙したら、まず勝てない相手だ。
こんなキャラを、このアニメの原作者は、よく登場させたな。
右手に無敵の『幻想殺し』があるとはいえ、それ以外は生身の主人公に勝機はあるのか?
次回も期待しています。
『君に届け 2ND SEASON7』感想。
今回は胡桃沢――ここは思いきって梅ちゃんと呼ぼう――が好きになる話だった。
陰険な部分がある。イジワルをしたり邪魔したりもした。
でも他の登場人物とは違う意味で爽子を認めている。先入観で見下したりもしなかった。
対等の立場の人間として、いつも爽子と相対していた。裏表のない恋敵だった。
清々しい。
こんな潔い女の子は、なかなかいないだろう。
彼女と出会えたおかげで、『君に届け』という物語が、もっともっと好きになった。
そして次回は、友達やライバルに背中を押された爽子が、決起するらしい。
はたして爽子の想いは、風早くんの想いは、お互いに届くのだろうか?
やばい。すごく待ち遠しいです。早く放送日になれ!
『魔法少女まどか☆マギカ 第8話』感想。
さやかが魔女になってしまった。
なんて絶望的な話だ。ハッピーエンド主義者のイヒダリには辛い展開です。
でも第3話の『巴マミ』の死と同様に、さやかの魔女化も必要悪だったのだろう。
事実、マミの死は『魔法少女は死と隣り合わせ』ということを教えてくれたし、さやかの魔女化は『願い事は他人のために使ってはいけない」ということを教えてくれた。
あざとい演出です。でも上記のふたつは悲劇でしか伝えられなかったと思う。
しょせんはアニメ。けれど断じて“子供だまし”ではない。
愛着の出てきたキャラが死んでも、暗い展開になっても、キュゥべえが鬱陶しくても、それでも大勢の人に支持されているのは、そういうことなんじゃないだろうか。
とはいえ――
悲劇と絶望で話を盛りあげるやり方は、個人的には好きじゃない演出なんですが。
《余談》
「英雄伝説 空の軌跡」がついにアニメ化!
あの名作ゲームがついにアニメ化か。
このシリーズはイヒダリも好きなので、アニメ化するという事実は素直に嬉しい。
ただし原作レイプにだけはならないでほしい。
それだけが望みです。
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プロフィール
イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。
《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん
《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。
《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。
《連絡先》
aki_ihidari☆yahoo.co.jp
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