イヒダリの魔導書
今日は手抜き……
本当は書きたいことがあったんですが、昼まで寝ていたり、本屋で立ち読みをしたり、日曜洋画劇場を観ていたら、それを書く時間がなくなってしまった。
もう何度も観ているはずなのに、トランスポーターはおもしろいな。
《余談》
エロゲ『妹ぱらだいす』で前代未聞の修正パッチ、義妹設定を実妹設定に変更
ストーリーの根幹を担う人物設定を発売後に変更、か。
たしかに前代未聞の修正パッチだ。
いろいろ手がこんでる。
劇場版『蒼穹のファフナー』を観に行きました。
先週の話ですが『蒼穹のファフナー HEVEN AND EARTH』を観てきました。
率直に言いますが、おもしろかったです。それも、ものすごく。
まさに続編だった。
多少はわけわからないところもありましたが、そのクオリティーには終始圧倒されっぱなし。
テレビシリーズのときの演出をスケールアップしつつ、しかも破綻なく伏線まで回収してみせた、これ以上ないくらいに正当な続編でした。
個人的には主人公の「一騎」と、彼の父親のやりとりに感じ入った。
アニメでは不仲みたいな感じだったのに、劇場版では仲良くなっている気がしたので。
たぶん二年間の平和な日々の中で、お互いに、折り合いをつけていったのでしょう。
あるいは戦いを通じて、父子ともに成長したのか。
どちらとも言えませんが、とにかく、いろいろ感慨深かったです。
ほんと映画館に足を運んでよかったと思う。
そしてイヒダリの中で『angela』に対する熱が再燃した。
あの主題歌はマジでカッコよかった。
『とある魔術の禁書目録Ⅱ 第14話』の感想。
学園祭の話が終わり、物語は新たな局面へ。
イタリア行きのチケットを手に入れた主人公は、居候の子供を同伴してウキウキ気分で旅行に出発。その旅先で偶然にも友達と再会、久闊を叙する。
しかし同日、魔術師がらみの事件に巻きこまれてしまう……
唐突に変わる展開はあいかわらずですが、今回はおもしろくなりそうな気配がします。
それにしてもこのアニメは、シリアスパートよりも、ギャグパートのほうが楽しいな。
もっと日常の描写を増やせばいいのに。
『君に届け 2ND SEASON episode1』の感想。
おもしろすぎた。いやマジで。
まさか初っ端から、あんな切ない話を見せられるとは、思ってもみなかった。
なにより爽子のキャラクターが良い味を出している。
彼女を生み出した原作者は天才だな。
『魔法少女まどか☆マギカ 第2話』の感想。
とりたてて特徴のないアニメだけど、虚淵さんの脚本らしく、銃器へのこだわりが如実に感じられた。
あとは作品のテーマが見えてくれば、がらりと印象が変わるかもしれない。
そういう期待と興奮もあって、つぎの話が気になるアニメです。
もっとも第3話の内容は、一部で話題になっていたので、じつは知っているんですが。
マミェ……
《余談》
【ネタ】アニメのタイトルに照英を入れるとむさ苦しくなる
10に笑った。
しかしなんで照英なんだろう?
今期の冬アニメがはじまりましたね。
今期は『魔法少女まどか☆マギカ』と『君に届け 2ND SEASON』を視聴しています。
あとは前期から引き続き『とある魔術の禁書目録Ⅱ』を。
視聴したいアニメは、あと何作かありますが、現状はこれくらいです。
いずれも今後の展開が楽しみだ。
『魔法少女まどか☆マギカ 第一話』の感想。
脚本が「虚淵玄」さんということで、イヒダリにしては珍しく、はじまる前から期待していたアニメ。
どっかで見たような始まり方でしたが、まだ序盤だし、下手に奇をてらう必要はないでしょう。
とりあえず一話以降も引き続き視聴するつもりです。
はたしてこのアニメが「無難な魔法少女モノ」になるのか、それとも予想どおり「血だまりスケッチ」になるのか、この先の虚淵さんの采配に期待大です。
それと地味にOP曲が気に入っています。
ひさしぶりに購買意欲をかられるなあ。
『君に届け 2ND SEASON episode0』の感想。
北海道で放送している数少ない深夜アニメのひとつ。
その記念すべき初回の放送は、一期のおさらいみたいな内容でした。
いつもなら「早くストーリーを進めろよ!」と急くところですが、そのときはちょうど機嫌が良かったのでしょう、自分でも意外に思うくらい寛容に物語を堪能させていただきました。
話の顛末をかなり忘れてたので、正直、復習になってありがたかったです。
もちろん視聴のほうは、これからも続けるつもり。
草葉の陰から爽子のがんばりを見守っていきます。
それから地味にED曲が気に入っています。
ああいう切なそうな曲調に、なぜだか惹かれるんだよなあ。
『とある魔術の禁書目録Ⅱ 第十三話』の感想。
学園祭の話がようやく完結。
簡単に言うなら、敵の計画は初めから破綻していた、というオチでした。
つもり必死になって奔走していた主人公たちの努力は徒労だったという。
どうやらイヒダリは五話もかけて「鬼ごっこ」を見せられていたらしい。
なるほど。そういうことか。だったら話は簡単だ。
――おまえのそのふざけた幻想をぶち殺すッ!
まあ今回の話はスパッと忘れて、次回のイタリア編(?)に期待しましょう。
虫歯になったんだぜ!
虫歯になりました。なので早起きして歯医者にGO。
事前に自宅の鏡で確認したかぎりでは、虫歯と思われる部分が青カビみたいに見えて、「これってヤバいんじゃないのか?」と思ってたんですが……
実際に診療してもらったら、べつになんてことはなかった。
歯医者さんの目から見ると、どこにでもありふれた、普通の虫歯だったようです。
ものの20分くらいで処置が終わりました。
もっとも。
あと少し深かったら歯の神経を抜くことになっていたらしいですが。
とりあえず入れ歯になるんじゃないか、という心配が杞憂に終わってよかったです。
みなさんも虫歯には気をつけましょう。
最近。
2007年に大きな波紋を呼んだ“怒りの日”(Dies irae)の完全版『Dies irae -Acta est Fabula-』をプレイしています。
現在は3ルート(香澄、螢、マリィ)までクリア。
残すは玲愛ルートのみとなっています。
おそらく来週の日曜日にはレビューが書けるのではないかと。
しかし。
思っていた以上にストーリーがゴチャゴチャしています。
詳しい感想は全部クリアしてから書きますが、このゲームをプレイしていて漠然と感じたのは――
『思いついた設定を詰めこめるだけ詰めこんだ』という印象です。
とにかく物語の設定を講釈するための文章が非常に多い。
もちろん設定を教えてもらえるのはありがたいのですが、イヒダリとしては設定の理解よりもストーリーを進めたい。
だから設定の注釈でストーリーの流れが止まるのは、なんというかフラストレーションが溜まる展開だった。
とくに疾走感を求められるはずの戦闘シーンでそれをやられたときは唖然としました。
あれは明らかに構成ミスなんじゃないかと思う。
ぶっちゃけ物語の設定を開陳することに、あれほど使命感を発揮しなくてもいいのに。
《余談》
PSP用ACT『なのは GOD』にマテリアルズが再登場! 名前や技も明らかに!!
ついにマテリアルズたちに名前が付いたか。
むしろ遅すぎるくらいだったと思う。
しかし贅沢を言えばゲームではなく、アニメーションの中で、彼女たちの動いている姿を見たかった。
忙しいことは容易に想像できるが、原作者の都築さんには、ぜひともOVAを作っていただきたい。
『蠅の王』を読了
これは田中啓文さん著作の伝奇ホラー小説です。
本当は以前からずっと読みたかったのですが、昨年は読書自体をサボり気味だったので、今年になってようやく読むことができました。
まず“伝奇ホラー”と銘打っている本書ですが、実際に読んでみると、ぜんぜんホラーという感じではありませんでした。むしろ気持ち悪い表現のオンパレードだったと思う。
そうです。
この小説は“伝奇ホラー”ではなく、“伝奇グロテスク”(そんなジャンルは無いだろうが)という感じでした。
とにかく登場する大勢の人間が、老若男女を問わず、凄惨な殺され方で死んでいきます。
そしてその描写も必要以上に克明です。
たとえば――
逃げようとして身を翻す直前に、ミッコが宙に飛び、加奈子に襲いかかった。ミッコは両脚を加奈子の首に巻きつけ、左手のフォークを加奈子の右目に、右手のナイフを左目に突き立てた。(本文から抜粋)
――これは動物園のアイドル的存在であるチンパンジー「ミッコ」が、悪魔の化身である『蟲』に取り憑かれて、そのチンパンジーの活躍を観に来た女の子を殺害する場面です。
こんな陰惨で酸鼻な、しかも誰得な殺人シーンが、まるでフランス料理のフルコースのごとく、次から次に出てきます。
あとこれは普通にネタバレですが。
この小説の主人公は最終的に、お腹を痛めて産んだ我が子を、キリストみたく磔にして殺すし……
くわえて作中に登場するキャラクターたちは狂人ばかり(笑)。
妊娠したかどうかを調べるためにやってきた主人公に対して、医者が平然と「馬鹿なガキンチョ。頭はパーだけど、やることは一人前なんだから」なんて口走ります。
まさに現実的な社会通念が破綻した世界。
言わずもがな感情移入なんて不可能です。
それでもいちおう最後まで読みましたが、ホントに好き嫌いが分かれそうな話でした。
失礼な言い方ですが。
作者が趣味で書いたとしか思えない残酷描写を、そして頭のおかしい人々が繰り広げる会話と行動を『ギャグ』と割り切ることで、ようやく読むことができる小説なんじゃないかと思う。
おそらく尋常な伝奇ホラーを期待すると「アレ?」って感じになります。
そのため購入を考えている人がいれば、流し読みでいいので一度だけ、本の中身を読んでみることを推奨します。
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プロフィール
イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。
《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん
《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。
《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。
《連絡先》
aki_ihidari☆yahoo.co.jp
なにかあれば上記まで。
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