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おめでたいカップル(笑)

 ママレードボーイ(アニメ版)の全話を視聴完了。おもしろかったです。
 でも一つだけ、アニメオリジナルのニューヨーク編(?)は、ひどい話だった。
 光希が「もう耐えられないの(遠距離恋愛に)」と告げてと別れ、そのあとに付き合いはじめたにも「わたし、やっぱり遊が好きなの!」とか言って袂を分かち、早々に遊とヨリを戻したときは、この展開を予想していたとはいえ何とも言えない気持ちになりました。

 光希は業が深いうえに自己中心的な性格だし、遊はショックなことがあるとすぐに自閉する……
 そういえば物語の最後のイベント『俺たちは兄妹かもしれない事件』も、両親の学生時代の写真を見た遊が、ただの思いこみで勝手にショックを受けて自閉したのが発端だったはず。
 ほんと最後までお騒がせカップルでした(苦笑)。

『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 第6話』感想。

 過去にメールを送れる現象に名前を付けるところのシーンが笑えた。
 とくに主人公の「時を越えた郷愁への旅路(ノスタルジア・ドライブ)!」という台詞が。
 声優さんの演技と顔グラの見事な融合。
 ここは今までの話で最高のギャグシーンだったと思います。
 で、結局は過去にメールを送れる現象のことを『Dメール』と呼称したわけですが……
 この『D』って何の略なんですかね?
 まさか本当にデロリアンの略なわけがないだろうし。
 う~ん、謎すぎる。

『青の祓魔師(エクソシスト) 第5話』感想。

 寺の跡継ぎ息子と仲良くなる話。
 不良みたいな外見とは裏腹に、生真面目で努力家という性格は、なかなか悪くない設定だと思う。
 傲慢な奴じゃなかったというのも好印象でした。
 おかげで主人公に対する憤りも理解できたし。
 そりゃ自分が真剣に勉強していることに、ふざけた態度で臨んでいる奴がいたら、文句の一つや二つは言いたくなりますよね。
 こういうキャラクターは嫌いじゃないです。

『アスタロッテのおもちゃ! 第4話~第5話』感想。

 今までの話は観ていません。いきなり4話と5話を観ました。
 そのせいで作中の世界観とか設定は、いまいちよくわかりませんでしたが、それでも話は思いのほか楽しめました。
 作中で『夜伽』とか『ハーレム』とか出てきて不意を衝かれたのもよかったみたいです。
 これまでは眼中になかったんだけど、せっかくだし今後も視聴しようと思う。
 花咲くいろはを1話で切ったから暇だったし。
 

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篠田節子さん著作の『弥勒』を読みました

 この作品は『パスキム』という架空の小国を舞台に、美とは何か? 文化とは何か? 救いとは? 理想郷とは? という人間の根源的な部分に訴えてくる小説でした。

 この小説は『パスキム』という架空の小国が舞台。
 そして主人公の男性がその国のクーデターに巻きこまれ、想像を絶する生活を強いられながらも、美とは? 文化とは? 救いとは? などを苦境の中で問いかけてくる苛烈きわまる作品でした。

 物語に登場するのは、ただの無力な人々だけ。
 銃で武装した兵士たちに脅され、慣れない労働を強いられ、原始的な生活に放りこまれ、しかし文句のひとつも言えない。
 映画やアニメに出てくるような『ヒーロー』もいない。
 刻々と悪くなっていく状況に対して、なにもできず、ただ為す術なく死んでいくしかない。

 本編終了後の解説に、「生半可な気持ちでは読み通すことの不可能な、極めて苛烈でヘヴィーな小説であり、気の弱い読者には余りお薦めできない」と書かれているが、読んでみると確かに“むべなるかな”と思える。

 でもイヒダリの中で印象に残ったのは、約650ページにも及ぶ話の長さでした。
 とくに前半は物語の設定の説明に終始し、ストーリーが遅々として進まず退屈だった。
 文章量も非常に多く、読むのに苦労しました。
 たぶんライトノベルだったら三冊分くらいはあるんじゃないだろうか。
 で、ようやく話がおもしろくなってきたのは300ページを過ぎたあたりからでした。
 それまでは起承転結の『起』を延々と読まされている感じ。
 こう言ってはなんですが、本当につまらなかったです。
 ただ。
 その退屈な時間がなければ、物語を通して変わっていく主人公に感情移入はできなかったし、この作品は成り立たなかった。
 無駄な描写はない。しかし情報が多すぎて、読んでて疲れてくる。
 これが読後に思ったイヒダリの感想です。

 というわけで手放しにオススメはできませんが、重厚な設定に裏打ちされたストーリーは圧巻なので、もし興味があるなら読んでみて損はないでしょう。

《余談》

 実写版「ザ・キング・オブ・ファイターズ」予告PV公開 どこから突っ込めばいいのか

 (´゚д゚`)ポカーン
 

おもしろそうなエロゲーを見つけた

 ニコチンソフトから発売された『新婚性活』とかいうゲームがおもしろそうだ。
 その変態チックな設定には、なかなか興味をそそられます。
 こういう『バカゲー』は嫌いじゃありません。
 しかしイヒダリは現在『黄昏のシンセミア』と『戦女神ZERO』を積んでいます。
 まずはこの二つを崩してしまわないと新しいゲームに手が出せない。
 はたしてどちらから先に手をつけるべきか?
 イヒダリとしては戦女神のほうを先に崩してしまいたいのですが……
 いかんせんこのゲームは長丁場になることが明らかで、それゆえにインストールするのも躊躇してしまいます。
 一方の黄昏のシンセミアは『萌えゲーアワード2010年の大賞』というブランド持ち。
 そのおもしろさは多くのユーザーに認められています。イヒダリも早くプレイしたいです。
 けれど「ミーハーだと思われたくない」という妙な維持が邪魔をして今日まで積んだまま。
 アホですね。でも悩んでいます。
 さてどうしようかな……

『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 第5話』感想。

 助手(紅莉栖)を見た瞬間のバイト戦士(鈴羽)の様子が……
 しかも口調があからさまに怪しい。
 まるで『未来の出来事を知っている』ような話し方だった。
 これはなんなの? 額面どおりに受け取ってもいいの? それともミスリードなの?
 もう何度も言っていますが、イヒダリは原作未プレイなので、いいように翻弄されています。
 それが悔しいやら楽しいやら。
 いろいろ複雑です。

『青の祓魔師(エクソシスト) 第4話』感想。

 悪魔に憑りつかれた少女の話。
 けっこう感動しました。
 とくに自分を束縛していた確執から解放され、仲違いをしていた母親と仲直りするシーンは、ありがちな展開だけど胸に迫るものがあった。
 根が単純なイヒダリは、こういう演出に弱いです。
 来るとわかっていても涙腺がゆるくなってしまいます。
 けれど登場した少女のビジュアルには、まったくもって惹かれるものがなかった。
 そもそもこのアニメに出てくる女の子は全員、イヒダリの好みからは微妙に外れているという……
 まあ『萌え』を前面に押しだしたアニメじゃないから別にいいんですけど。

『DOG DAYS 第1話~第5話』感想。

 世界観や設定は、なかなか壮大です。
 キャラクターのビジュアルも『リリカルなのは』が好きなイヒダリの趣味に合う。
 なにより声優さんの豪華さに目を奪われます。
 とりわけ『子安武人』さんと『若本規夫さんの存在は国宝級。
 もうイヒダリの中では、いてくれるだけで最高。声を聞くだけで狂喜してしまいます。
 ところが肝心のストーリーには、さほど見どころらしいものはない。
 1話から5話まで視聴しましたが、その内容はOPに登場する主要キャラたちの自己紹介といった感じで、五週も使ったのに何の進展もない。
 いまだ起承転結の『起』の部分なんじゃないかと邪推してしまいます。
 とは言うものの第1話でミルヒオーレが、『魔物』の存在を示唆していたので、もしかすると確変が起きるかもしれません。
 思い返せば『無印なのは』も最初は平凡な魔法少女モノだったわけだし。
 なんだかんだで都築さんの脚本にはワクワクされられます。
 今後の展開が楽しみだ。
 

あの名作『鬼哭街』のリニューアル版が発売されるそうです

 発売予定日は今月の27日。
 そして原作は『魔法少女まどか☆マギカ』で一躍有名になった虚淵玄さんです。
 会社のホームページを見るとマスターアップしているらしいので延期の可能性は無いでしょう。
 あいにくゲーム(リニューアルされる前)のほうは持っていないイヒダリですが、かわりに文庫化(角川スニーカー文庫より発売)された小説のほうを持っています。
 もちろん虚淵さんの硬質ながらも巧みで読みやすいテキストは健在でした。
 彼の持ち味である超絶かっこいい戦闘描写を心ゆくまで堪能できます。

 壊れかかった肉体の限度も顧みず、濤羅(タオロー)は今度こそ戴天流の秘術を尽くした殺法で鬼眼麗人に斬りかかる。『驟雨雹風』『鳳凰哮鳴』『貫光迅雷』の三手に目眩ましの虚手を交えた連環套路。もはや一度ならず二度三度と急所を抉り、骸にしてなお重ねて殺さんとする鏖殺の剣である。(以上は『鬼哭街 鬼眼麗人』の152ページより抜粋)

 こんな戦闘描写を書ける作家は、そうそういないでしょう。たぶん。
 本編のほうも疾走感があって飽きない構成になっています。
 起承転結が流れるように進んでいくさまは一種の芸術です。
 そしてなによりもクライマックスが衝撃的だった。
 まさか主人公が童貞のままエンディングを迎えてしまうとは。
 そのエロゲーにあるまじき展開に、当時イヒダリは度肝を抜かれました。いや本当に(笑)。
 そういう意外性も考慮して、この『鬼哭街』は個人的に、虚淵さんの最高傑作だと思う。

 そういえば――
 この文庫版『鬼哭街』のあとがきに、以下のようなことが書かれていました。

 製作者が、つねに己の作品の価値を決定できるとは限らない。不当に貶められることもあれば、逆に予想もつかなかった厚遇を受けることもある。骨董品などが良い例だ。ただの実用品のつもりで製作した食器や家具が、ただ歳月を経たというだけで法外な価値を付加されて売り買いされている光景を目にすれば、作った当の職人は途方に暮れるしかないだろう。

 これを今の虚淵さんが見たらどう思うだろうか?
 まさかご本人も『魔法少女まどか☆マギカ』がこんなに大ヒットするとは思わなかったろうし。
 はたして虚淵さんは途方に暮れたのだろうか?
 イヒダリがツイッタ―をやっていれば、思いきって質問してみるんだけどなあ。



《web拍手の返信》

 5月3日の0時ごろに拍手をくれた方。
 どうもありがとうございました。
 これからもイヒダリの魔導書をよろしくお願いします。
 

アニメーション以外は凡庸以下なのか?

 聞いた話によると『sisters ~夏の最後の日~』というPCゲームのプレイ時間が短すぎるらしい。
 なんでも三時間程度で終わってしまう代物とか。
 それで定価10290円は確かに高いなあ。
 でも肝心のアニメーションの出来は、その制作に「うめつゆきのり」が参加しているだけあって、高クオリティに仕上がっているらしい。
 絵もイヒダリの好みだし、けっこう気になってます。
 ただ値段がネックになって手が出ないぜ……

『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 第4話』感想。

 今回の話は微妙だった。
 どこが微妙だったのか、と訊かれても『好みの問題』だった、としか答えられないけど。
 しかし原作をプレイした友人の話によると、
「これからどんどんおもしろくなっていく」
 とのことなので前途に不安は感じていない。
 引き続き鳳凰院凶真の活躍を見守っていくつもりです。
 にしても最初は主人公の18歳とは思えないあのビジュアルが苦手だったのに……
 気がつけばシュタインズ・ゲートの主人公の容姿はあれでよかったと思っている自分がいる。
 慣れとは恐ろしいものです。

『青の祓魔師(エクソシスト) 第3話』感想。

 主人公の声が『とある魔術の禁書目録』に登場する『一方通行(アクセラレータ)』と同じだからだろうか。
 彼の主張がひどく独善的なものに聞こえた。
 直情的な性格なのも起因しているかもしれない。
 弟がエクソシストの“講師”として教壇に立ったときの主人公の行動にはイライラしてしまった。
 まわりの空気を読まずに、ひとりだけ感情的になって詰問するなよ、と。
 でも主人公のキャラと声優さんの演技は合っていると思う。
 だからこそ年甲斐もなく感情移入して観てしまったわけだし。
 そういう意味で声優さんはハマリ役だと思う。主人公も存外にキャラが立っている。
 あとストーリーに関しては、ようやくスタート地点についたって感じなので、まだ是非を論じるのは保留。
 どうせならおもしろくなることを期待して視聴を続けたいと思います。

《余談》

「DOG DAYS」第2巻特典にミルヒ姫の劇中歌フルver.アニメ
 狙ってますなあ。
 

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HN:
イヒダリ彰人
性別:
男性
趣味:
立ち読み、小説を書くこと
自己紹介:

イヒダリ彰人(あきひと)。
北海道に棲息する素人もの書き。
逃げ足はメタルスライムよりも速い。
でも執筆速度はカメのように遅い。
筆力が上がる魔法があればいいと常々思ってる。
目標は『見える、聞こえる、触れられる』小説を描くこと。

《尊敬する作家》
吉田直さん、久美沙織さん、冲方丁さん、渡瀬草一郎さん

《なのは属性》
知らないうちに『アリすず』に染まっていました。
でも最近は『八神家の人たち』も気になっています。
なにげにザフィーラの書きやすさは異常。
『燃え』と『萌え』をこよなく愛してます。

《ブログについて》
魔法少女リリカルなのはの二次創作小説を中心に掲載するサイト。
イヒダリ彰人の妄想をただひたすらに書きつらねていきます。
もちろん無断転載は厳禁。

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